「日本文学研究ジャーナル」

「日本文学研究ジャーナル」第28号好評発売中!

古典ライブラリーは青簡舎と共同で、日本文学の研究季刊誌「日本文学研究ジャーナル」を創刊。雑誌として刊行するとともに、「日本文学Web図書館」のサイト内でオンラインジャーナルとしても配信しています。

[第28号目次]2023年12月
【特集】謡文化の諸相(編集/大谷節子・藤田隆則)
《巻頭エッセイ》能楽が支えた江戸文化       樹下文隆
謡の礼楽思想 ──「正楽」か「淫楽」か──      大谷節子
芦野の里の柳 ──『おくのほそ道』と「遊行柳」   深沢眞二
近世謡役者の事績再見 ─服部宗巴と福王流謡曲─   恵阪 悟
浅野栄足『謡語考証』の可能性           中嶋謙昌
謡の家の蔵書管理 ─浅野太左衛門家の場合─     米田真理
節曲舞の作詞・作曲・即興の実際 ──創造の場としての「乱曲」へ  高橋葉子
能楽の近代化の一側面 ──「謡曲家」という呼称の盛衰 上野正章
謡の節にこめられる演劇性 ─能の下歌・上歌      藤田隆則

[第27号目次]2023年9月
【特集】文化から読む平安文学(編集/川村裕子・桜井宏徳)
《巻頭エッセイ》私の平安文学・文化研究事始め         河添房江
住吉広行筆「栄花物語舞楽図」にみる〈打出〉という演出
─十九世紀における寝殿造への復古をめぐって─           赤澤真理
『紫式部日記』における「三重」「五重」             畠山大二郎
絵画から読む平安文学
─今後の課題から「徳川・五島本源氏物語絵巻」を読む─     川名淳子
平安時代の生理 ──角田説の検討を中心に──            川村裕子
旅と日記
──『万葉集』『土左日記』『渡宋記』『為房卿記』、東アジアの時空から──  中丸貴史
「春の雪」優雅のパラドクス                   伊藤禎子
『和泉式部集』の諸相 ──敦道親王家女房、和泉式部──       中村成里
《特別寄稿》「日本文学Web図書館」和歌・連歌・俳諧検索を利用して
―芭蕉句解釈の試み                       廣木一人

 

[第26号目次]2023年6月
【特集】書誌学(編集/佐々木孝浩・髙木 元)
≪巻頭対談≫いまなぜ書誌学か                  佐々木孝浩・髙木 元
≪巻頭エッセイ≫江戸時代の写本の可能性             ピーター・コーニツキー
洋装本に改装した和本 ──旧ジレ蔵本の付加表紙について      アレッサンドロ・ビアンキ
字高の効用                              舟見一哉
電子画像を用いた匡郭間距離測定技術の書誌学的活用        宮川真弥
十七世紀日本における朝鮮版『楚辞集註』の受容について      李 裕利
『日光山名跡誌』の諸本管見──近世中期地方地誌の成立と展開──  真島 望
半紙本体裁合巻のデザインを読む
─神戸大学附属図書館新収・山東京伝『桜姫筆再咲』を手掛かりに─  有澤知世
安永期の際物草双紙と異例製本  ──「一丁表」のありか        神林尚子
赤本屋としての初代大川屋錠吉                   松永瑠成

[第25号目次]2023年3月
【特集】近世の論争(編集/浅田 徹・田中康二)
≪巻頭エッセイ≫秋成と架空の論敵                 長島弘明
近世日本の儒仏論争 ─『徒然草』の注釈書をめぐって─         本村昌文
『因果物語』をめぐって                       木村迪子
仮名遣をめぐる論争 ─契沖と橘成員                 長谷川千秋
犬をめぐる論争 ── 国儒論争における動物観の対立と帰趨       板東洋介
上田秋成の呵刈葭論争                       高松亮太
本居宣長における論争                       田中康二
『狂歌御国ふり』と『狂歌弁』 ─江戸と京における石川雅望批判─  牧野悟資
『筆のさが』の香川景樹歌を読む ─伝統を踏み破る思想─       浅田 徹

[第24号目次]2022年12月
【特集】上代文献と漢字(編集/笹原宏之・澤崎 文)
≪巻頭エッセイ≫なんとかしなくては現代日本の漢字 ─ 七、八世紀の漢字を研究しよう─   犬飼 隆
日本化漢字・日本製漢字の使用の変動 ─上代の使用字の時代環境における示準性─      笹原宏之
日本古代漢字運用規範を木簡から探す           馬場 基
自時以来と自是以来 ─豊後国風土記の文字運用の一端─    葛西太一
上代文献における「相」字の受容と変容          宮川 優
上代文献における文字論・表記論的研究の方法と課題    尾山 慎
『万葉集』における万葉仮名「呼(ヲ)」の音訓認定について  澤崎 文
萬葉集における仮名と語の表記 ──「跡」字と助詞「と」の関係をめぐって     軽部利恵
上代における宣命書きの機能に関する一考察 ─天平勝宝二年二月二十六日付太政官符を題材に─    根来麻子

[第23号目次]2022年9月
【特集】室町・江戸のみやび(編集/大谷俊太・長谷川千尋)
《巻頭エッセイ》儒者に学んだ歌人たち──実業・通茂・蘆庵──   大谷雅夫
宗砌における漢詩文摂取     竹島一希
『新古今抜書抄』再考     長谷川千尋
良恕聞書と和漢聯句       渡邉 樹
『後水尾院御集』の成立     豊田恵子
後水尾院の誹諧歌享受 ──母子餅と三日の夜の餅──    大谷俊太
『伊勢物語』の注釈と詠歌への利用 ─後水尾院と契沖の比較を通して─   大山和哉
近衞家凞から中御門天皇への「豫楽院流」の継承とそのゆくえ        緑川明憲
東都における宮廷文化再興の系譜 ─吉宗・宗武から景雄・季鷹・千蔭へ   盛田帝子

[第22号目次]2022年6月
【特集】平安時代仮名日記の言説を問う ─その魅力と可能性─( 編集/和田律子・福家俊幸)
《巻頭エッセイ》 仮名日記の冒頭 ─平安時代女流に見る─   今西祐一郎
土佐の時空 ─『土佐日記』試論─     荒井洋樹
『多武峯少将物語』は日記か物語か? ─為光任少将の場面の位置づけから─   門澤功成
『蜻蛉日記』下巻における道綱 ──贈答歌群および養女求婚記事をめぐって──   庄司敏子
『和泉式部日記』異本の一様相 ──「情けなからず」の解釈をめぐって──   岡田貴憲
『紫式部日記』内想の生成 ──その発酵音を聴きながら──   渡邊久壽
『更級日記』 登場人物の選択 ──藤原頼通との関連から──    和田律子
『為仲集』乙本における待遇意識・日付・寛子後宮   大塚誠也
『讃岐典侍日記』乳母へのまなざし ─二代の帝に仕えるということ─  福家俊幸

[第21号目次]2022年3月
【特集】西鶴から八文字屋本へ(編集/中嶋 隆・倉員正江)
《巻頭エッセイ》水銀幻想 ─浮世草子のドレスコード    篠原 進
西鶴から桃林堂へ ──近代初期(近世)文体論序説──    中嶋 隆
出頭人と寵童の時代 ─仮名草子・西鶴・都の錦・其磧から柳沢騒動へ─   倉員正江
西鶴浮世草子の「商」と「武」 ─笑い・教訓・俳諧─    南 陽子
〈編集方法〉の文学史 ──西鶴『男色大鑑』から考える──    畑中千晶
浮世草子と「見立て」 ──元禄・宝永期の八文字屋本を中心に──   井上和人
西鶴没後の浮世草子 ─『西鶴冥土物語』の作者をめぐって   水谷隆之
都の錦『好色堪忍ぶくろ』私考   宮本祐規子
江戸書肆山口屋権兵衛の出版活動と上方浮世草子   速水香織
《連載》 日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜
第二十回『梅庵古筆伝』における「定家卿」──定家仮名遣いの「源親行整定説」に及ぶ──    久保木秀夫

[第20号目次]2021年12月
【特集】私家集─和歌と自己語り(エゴ・ドキュメント)(編集/中川博夫・渡邉裕美子)
《巻頭エッセイ》私家集を集める   平野由紀子
流布本『経信卿母集』 ─定家本としての可能性─   幾浦裕之
清輔本勅撰集にある私家集勘物の存在理由と機能   舟見一哉
西行の私家集 ─繰り返される編纂─   山本章博
彷徨する寂蓮 ─寿永百首家集『寂蓮集』雑歌をめぐって─   渡邉裕美子
『拾遺愚草』の梅と月の和歌   岡本光加里
自撰家集としての『中書王御詠』   中川博夫
『嘉喜門院集』の贈答歌 ─追憶から再起への十年─   錺 武彦
江戸時代における私家集享受と『六帖詠草』の編纂   加藤弓枝
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一九回
伝牡丹花肖柏筆・未詳名所歌集断簡とその独自記載 含、『勅撰名所和歌要抄』再認識   久保木秀夫

[第19号目次]2021年9月
【特集】室町戦国の文芸と史料 (編集/末柄 豊・小川剛生)
《巻頭エッセイ》むろまちのうたはあたたかい   武井和人
禁裏着到和歌の成立 ─応仁・文明の乱と歌壇経営─   川上 一
新撰菟玖波集と後土御門天皇 ─宮内庁書陵部所蔵『除目部類』紙背文書から─   末柄 豊
文亀本當麻曼荼羅の成立   中野顕正
忘れられた紀伊の室町文化人 ─伴雲軒紹高の活動と系譜─   川口成人
戦国期大内氏分国下向公家と「陶隆房の乱」   萩原大輔
詩に「和韻」する歌─駿河在国期の三条西実澄─   小川剛生
最上義光と里村紹巴の接点 ─文禄二年のふたつの連歌─   生田慶穂
『五岳疏藳』について   川本慎自
《連載》日々是探索〜古筆切・写本・たまに版本〜第一八回
大村由己『梅庵古筆伝』ところどころ   久保木秀夫

[第18号目次]2021年6月
【特集】蕉門と蕉風 (編集/佐藤勝明・中森康之)
《巻頭エッセイ》『田舎の句合』『常盤屋の句合』の再評価   堀 信夫
プロローグ──特集の契機と趣旨   佐藤勝明 中森康之
「蕉風」の眩暈 ─「芭蕉流」という視点から見えるもの─   中森康之
蕉門の付句 ─芭蕉・其角・支考と元禄俳諧─   佐藤勝明
「贈晋渉川先生書」再考 ─其角と不易流行をめぐって─   稲葉有祐
門・風の倫理   福田安典
洒落・平淡・かるみ ─蕉風俳論と宋代詩論─   川平敏文
芭蕉晩年における伊賀蕉門の役割 ─俳諧理念の模索と人材育成─   髙井悠子
惟然と芭蕉俳諧の理念 ─俳論「詼諧非芸」の意義─   金子はな
『蕉門格外弁』の検討 ─蕉門探求の一階梯─   伊藤善隆
中興期俳諧の「蕉門」史観についての一考察 ─吉川五明の『小夜話』を手がかりに─   寺島 徹
《連載》日々是探索〜古筆切・写本・たまに版本〜第一七回
伝十市遠忠筆・名所歌集断簡─興福寺明王院旧蔵『歌枕名寄抄』か─   久保木秀夫

[第17号目次]2021年3月
【特集】源氏物語を読む (編集/高木和子・鈴木宏子)
《巻頭エッセイ》 源氏物語の本文異同に関する断想   藤原克己
光源氏と三代の帝 ─ 帝の寵妃を中心に─   高田祐彦
『源氏物語』葵巻の二つの引歌表現をめぐって─六条御息所詠と三位中将詠の引歌検討─   松本 大
『源氏物語』明石姫君誕生時における「御佩刀の儀」─『うつほ物語』いぬ宮の事例を踏まえて─   高橋麻織
『源氏物語』野分巻における玉鬘の和歌と夕霧─ 和歌を立ち聞くことと可能態としての「歌語り」─   勝亦志織
竹河巻末の昇進記事をめぐって─『源氏物語』の〈左大臣〉と〈右大臣〉─   村口進介
薫の「世」 ─ 大君との物語を中心に─   井内健太
浮舟物語の贈答歌 ──作中歌にあらわれる個性──   鈴木宏子
『源氏物語』は和歌で何をしているのか─三者以上の詠歌に着目して─   吉井 祥
『源氏物語』の贈答歌における返歌の方法について   北原圭一郎
『源氏物語』の独り言の歌   田中智子
『源氏物語』における「~ゲナリ」の一特質─物語技法の一つとして─   本廣陽子
類話の累積に見る源氏物語の成立と方法   高木和子
連載 日々是探索~古筆切・写本・たまに版本〜第一六回
伝藤原資経筆・未詳名所歌集断簡 付、古写本群研究の可能性   久保木秀夫

[第16号目次]2020年12月
【特集】 御子左家 ─俊成・定家・為家─ (編集/兼築信行・小林一彦)
《巻頭エッセイ》「マメヤカノ歌ヨミ」雑感   石川 一
御子左家私家集の系譜   穴井 潤
御子左家歴世と仮名用法 ─俊成・定家・為家そして為相─    坂本清恵
藤原俊成の後白河院哀傷長歌   野本瑠美
「源氏見ざる歌詠みは遺恨の事也」考── 歌語「草の原」と物語的文脈──   小山順子
藤原定家の歌学一斑 ─『後撰和歌集』をめぐって─   佐藤明浩
山家・釣舟・篝火 ─藤原定家が描いた風景─   兼築信行
藤原為家と『伊勢物語』─後嵯峨院時代との関わりを中心に─   木村尚志
為家の悲しみ   小林一彦
連載 日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一五回
伝中御門宣胤筆『源氏小鑑』断簡・裏書   久保木秀夫

[第15号目次]2020年9月
【特集】枕草子──時代と作品──(編集/赤間恵都子・山本淳子)
《巻頭エッセイに代えて》新しいかたちの歴史と文学の出会いの中に  三田村雅子
『枕草子』の本文の論理 ── 宮仕えする「身」の諸相── 山中悠希
『枕草子』成立論の問題点 ── 擱筆年時と第一皇子──  津島知明
『枕草子』の漢をめぐって  中島和歌子
『枕草子』における道隆 ──『枕草子』描写の特徴に関連して──  高橋由記
『枕草子』と『小右記』の中宮大夫藤原道長── 第一二四段「関白殿、黒戸より」をきっかけに──  山本淳子
「淑景舎、春宮にまゐりたまふほどの事」考  東 望歩
「成信の中将は」章段における対比の構成─和歌の表現と雨の言説を視点にして─  古瀨雅義
『枕草子』職御曹司章段と王朝文化  赤間恵都子
連載 日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一四回 『和漢朗詠集』正保五年版・尊円親王本  久保木秀夫

[第14号目次]2020年6月
【特集】奈良・平安の漢詩文(編集/河野貴美子・高松寿夫)
《巻頭エッセイ》漢文を読むということ  後藤昭雄
「朝隠」の系譜  山田尚子
「養老改元詔」の語彙  高松寿夫
『日本書紀』大津皇子伝の意図 ──「詩賦之興、自大津始也」の意味──  土佐朋子
「大伴淡等謹状」考 ─その文体・用語をめぐって─  富原カンナ
平安初期漢文書簡にみる書儀の受容 ─最澄の書簡─  西 一夫
『日本霊異記』の用字と表現  河野貴美子
菅原道真「行春詞」「路遇白頭翁」再検討 ──詩人、国守の葛藤──  廖 栄発
「本朝的」駢儷体の形成 ─日本漢文学史における平安中期を考える  ブライアン・スタイニンガー
《連載》 日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一三回 『大弐三位集』端白切とその表紙 ─冷泉家本伝来史一端─  久保木秀夫

[第13号目次]
【特集】記憶と忘却 (編集/山田洋嗣・竹村信治)2020年3月
《巻頭エッセイ》背中をめぐる記憶  森 正人
意識の内の歌 ──統治者としての記憶と忘却──  山田洋嗣
忘れなければならない ──中世禅林詩学における〈空虚な主体〉への/からの眼差し  山藤夏郎
記憶の文体  入口敦志
うたの記憶 ──『とりかへばや』の引歌表現──  西本寮子
災害を記すこと ──『方丈記』「元暦の大地震」について  木下華子
祝福芸能と福の神 ──お伽草子の福神表現をめぐって  塩川和広
「国破」の記憶 ──杜甫「春望」の「国破」をめぐって  佐藤大志
〈記憶〉の可能性 ──〝知の尖端〟へ  竹村信治
連載 日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一二回 『往生要集絵巻』詞書断簡?─恵心僧都源信関連資料その三―  久保木秀夫

[第12号目次]
【特集】平安・鎌倉の歌合 (編集/中村 文・安井重雄)2019年12月
《巻頭エッセイ》歌合本文の集成  久保木哲夫
平安朝歌合における判者 ──主催者との関係を中心に、俊成に至る──  安井重雄
「寛平御時菊合」の和歌 ──宇多歌壇の志向──  岸本理恵
主家主催の歌合と女房の出詠 ──「皇后宮春秋歌合」に関連して──  高橋由記
「奈良花林院歌合」の詠歌表現  溝端悠朗
「二条天皇貝合」をめぐって ──「中宮育子貝合」再考──  小林賢太
建久二年「若宮社歌合」の性格  中村 文
歌合における物語摂取 ──後鳥羽院歌壇を中心に──  田口暢之
後嵯峨院と歌合 ─文永五年九月十三夜「白河殿五首歌合」から辿る─  藤川功和
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一一回 焼失『後撰和歌集』伝亀山天皇筆本とその校訂本文  久保木秀夫

[第11号目次]
【特集】軍記物語研究の現在 (編集/佐伯真一・櫻井陽子・小秋元段)2019年9月
《巻頭エッセイ》中世歴史学と「物語」史観について  兵藤裕己
軍記物語研究の起源と現在  佐伯真一
『平家物語』研究の手引き  櫻井陽子
『太平記』研究はこの二十年、何を明らかにしたか  小秋元 段
「初期軍記」の枠組みを超えて  佐倉由泰
流布本『保元物語』『平治物語』による合戦場面の改変から見えるもの  滝澤みか
『平家物語』の「駆武者」  原田敦史
『太平記』における三国故事再考  張 静宇
仮名本『曾我物語』の三浦氏  渡瀬淳子
大島忠泰『古今戦』と『平家物語』 ──中世近世移行期の薩摩における武家の文事──  鈴木 彰
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一〇回 『紫式部日記』の古筆切  久保木秀夫

[第10号目次]
【特集】中世説話の環境・時代と思潮 (編集/荒木 浩・小林直樹)2019年6月
《巻頭エッセイ》西安の玄奘三蔵学会に想う ─二〇一八年・学会ところどころ  小峯和明
見えない仏 ─仏像の霊験を語る話型─  本井牧子
源隆国晩年の対外観と仏教 ─宇治一切経蔵というトポスをめぐって─  荒木 浩
熊谷惣領家と直実説話の継承  大塚紀弘
愛に寄り添う説話 ─鴨長明『発心集』と中世唱導の交叉─  猪瀬千尋
無住と『老子』  曹 景惠
『沙石集』と『宗鏡録』  小林直樹
無住に於ける説話の言語 ──『沙石集』の和歌陀羅尼説をめぐって──  高尾祐太
中世禅林の片岡山飢人説話 ─達磨寺・太子旧跡・虎関師錬─  芳澤 元
『吉野拾遺』行継遁世譚の展開と変容  森田貴之
大福寺所蔵「瑞夢記」について  辻 浩和
《連載》 日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第九回 『観古帖 書画部』──古筆の摸刻資料その二──  久保木秀夫

[第9号目次]
【特集】近代の文学 ─創造の契機、創作の端緒─(編集/宗像和重・安藤 宏)2019年3月
《巻頭エッセイ》鷗外はアイヌの少女・知里幸恵に会ったか  山崎一穎
挿絵無用論と明治中期の絵入り新聞小説 ─饗庭篁村「小町娘」・尾崎紅葉「笛吹川」「青葡萄」の挿絵─  出口智之
もう一つの『文章世界』 ──臨時・定期増刊号を中心に──  宗像和重
萩原朔太郎と自由詩 ──ニーチェ受容の意義──  大嶋さやか
〈歌詞テクスト〉の戦前・戦中 ─NHKラヂオ・テキスト『国民歌謡』とその周辺─  小林洋介
太宰治「女の決闘」論  安藤 宏
出版市場と作品批評 ─三島由紀夫『潮騒』  藤田 佑
戦争裁判が甦る契機 ─木下順二『神と人とのあいだ』を手掛かりに─  金ヨンロン
木村友祐「イサの氾濫」の改稿 ─フラットな破局の後を生きる生─  尾崎名津子
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第八回 元禄八年刊『新撰古筆手鑑』 ―古筆の摸刻資料その一―  久保木秀夫

[第8号目次]
【特集】連歌と俳諧 ─座の文芸へのアプローチ─(編集/廣木一人・玉城 司)2018年12月
《巻頭エッセイ》俳諧研究の行方  田中善信
連歌作品中の難訓語のよみ ─新編国歌大観・私家集大成のよみにも触れて─  廣木一人
連歌における心付の説 ─良基説と心敬・親句疎句説の比較─  寺尾麻里
連歌式目と自注 ─宗祇・宗牧・紹巴の場合─  生田慶穂
紹巴連歌の特長  松本麻子
高梨野也小考 ─芭蕉句文「うに掘る岡」をめぐって  河村瑛子
江戸座俳諧と角館 ─佐竹北家、明和安永期の活動から─  稲葉有祐
全角画「武蔵国雑司谷八境」をめぐる諸問題  真島 望
素輪『小遣銭』にみる綾足の批点 ─旧室・麦浪との比較を通して─  紅林健志
「後の細道」の諸相 ─泉明『松島紀行』における『奥の細道』享受の一側面─  金子俊之
《特別寄稿》新出四明(蕪村)「四季行事風俗図」の考察  玉城 司 冨田鋼一郎
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第七回 「版本写し」と熊沢蕃山『大和西銘』写本断簡  久保木秀夫
《コラム》連歌・俳諧研究 これだけは知っておきたい
《口絵》「四季行事風俗図」

[第7号目次]
【特集】近世後期小説の作者・読者・出版(編集/飯倉洋一・田中則雄)2018年9月
《巻頭エッセイ》梗概に学ぶ ─『旬殿実実記』「三人吉三廓初買」「怪談牡丹燈籠」『虞美人草』─  延広真治
『作者評判千石篩』考  飯倉洋一
寛政期「河太郎物」の原点 ──『諸道聴耳世間狙』に描かれた河太郎──  野澤真樹
〈和文小説〉の展開  天野聡一
寛政・享和期における知と奇の位相 ─諸国奇談と戯作の虚実─  木越俊介
戯作者の象徴 ─京伝・三馬に注目して─  有澤知世
文化期大坂の作者五島清道の読本  田中則雄
馬琴評答集の再検討  菱岡憲司
曲亭馬琴と木村黙老の関係  三宅宏幸
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第六回 伝顕昭筆『万葉集』注記断簡と元暦校本の「裏書」  久保木秀夫

[第6号目次]
【特集】歴史物語の表現世界(編集/加藤静子・福長 進)2018年6月
《巻頭エッセイ》「歴史物語」とは何か  増田繁夫
『栄花物語』と平安朝物語の関係 ─『うつほ物語』の影響、成熟する歴史語り─  横溝 博
『栄花物語』〈編年体〉再考 ─女房日記と『源氏物語』からの視座─  桜井宏徳
『栄花物語』諸本と『紫式部日記』 ─彰子出産記事再読─  中村成里
女院藤原彰子の信仰と『栄花物語』  加藤静子
『栄花物語』続編の歴史叙述 ─立后と摂関継承問題をめぐって─  福長 進
閑院流と御堂流 ─『栄花物語』・『大鏡』の記述に即して─  中瀬将志
『大鏡』の大斎院選子と「扇のつま」 ─賀茂社と和歌の贈答─  瓦井裕子
増鏡における文体のキメラ  渡瀬 茂
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第五回 『古今著聞集』の古筆切  久保木秀夫

[第5号目次]
【特集】万葉集はどう読まれてきたか(編集/田中大士・乾 善彦)2018年3月
《巻頭エッセイ》冷泉家時雨亭叢書の解題を執筆して  竹下 豊
『新撰和歌』の万葉歌 ─「弘仁より始めて」は何を意味するか─  池原陽斉
歌学書の中の万葉歌 ─巻十・一八三九歌に見る平安時代の万葉歌享受の一様相─  景井詳雅
藤原定家の『万葉集』摂取 ─内裏名所百首を中心に─  奥村和美
万葉集テキストと注釈 ─仙覚と契沖の場合─  乾 善彦
万葉集仙覚校訂本はどのように受け入れられたか  田中大士
近世前期の万葉学 ─研究と実作と─  西田正宏
近世期における万葉集研究  城崎陽子
『万葉集』の近代を総括してポスト平成に及ぶ  品田悦一
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第四回 『勧女往生義』佚文 ─恵心僧都源信関連資料その二─  久保木秀夫

[第4号目次]
【特集】近世の和歌と漢詩(編集/鈴木健一・池澤一郎)2017年12月
《巻頭エッセイ》十七世紀日本のジキル博士とハイド氏  揖斐 高
後水尾院の和歌の方法 ─詠み方と読まれ方から─  大山和哉
近世における年中行事和歌 ─北村季文『幕朝年中行事歌合』を中心に─  高野奈未
近世期の儀礼和歌 ─元文三年度大嘗会和歌の再興について─  田代一葉
近世後期和歌の一側面 ─少年期の三条実万の和歌習練をめぐって─  田中 仁
三条西季知『恵仁春乃陰』をめぐって  鈴木健一
明治期における和歌結社「正風社」に関する一考察  長福香菜
貝原益軒と文人意識  大庭卓也
『海内才子詩』と『聯珠詩格』 ─清新派の詩風をめぐって─  福井辰彦
広瀬淡窓による漢詩教育の成果  小財陽平
漢詩を読む楽しみ ─『枕山詩鈔 七言絶句』に即して─  池澤一郎
吉田松陰における天と神  青山英正
蒲生重章『近世佳人伝』における漢詩  長田和也
《連載》日々是探索〜古筆切・写本・たまに版本〜第三回 仮名書き『往生要集』断簡 ─恵心僧都源信関連資料その一─  久保木秀夫

[第3号目次]
【特集】源氏物語の和歌と言説分析(編集/土方洋一・陣野英則)2017年9月
《巻頭エッセイ》美しい次代の源氏学にむけて  高橋 亨
夕顔巻冒頭の和歌解釈  諸井彩子
『源氏物語』と紫式部の親族の和歌 ─紅葉賀巻と『為頼集』三七番歌を中心に─  中西智子
光源氏の〈峰の薄雲〉  今井 上
物語叙述の主体 ─物語論における光源氏の発言を手がかりに─  陣野英則
歌びと夕霧の存在様態 ─柏木= 女三の宮物語以後─  土方洋一
『源氏物語』「竹河」巻〈桜争いの唱和〉の方法 ─円環構造が意味するもの─  外山敦子
蜻蛉・手習巻の物語世界 ─女房の名と女郎花の和歌を媒介に─  千野裕子
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第二回 枕草子の古筆切  久保木秀夫

[第2号目次]
【特集】中世の日記─文学・歴史からのアプローチ─(編集/田渕句美子・谷 知子)2017年6月
《巻頭エッセイ》日記と文学・歴史  五味文彦
『明月記』原本の特異性 ─芸術作品としての日記原本─   尾上陽介
『源家長日記』における具親召籠事件について  木下華子
歌枕「八橋」と「鳴海」─和歌・日記の旅─  谷 知子
『建礼門院右京大夫集』の叙述姿勢 ─家集編纂時の日記的視点に注目して─  丹下暖子
『とはずがたり』巻五の後深草院の御影をめぐる表現   高木 周
『弁内侍日記』大内裏の雪を詠む和歌  芹田 渚
中世後期の女性の日記 伝『大外記中原師生母記』について  遠藤珠紀
声の禁忌 ─女房の領域と制約─  田渕句美子
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一回 西行・寂蓮の「新出」歌? ─伝光顕画・後光厳院筆『西行物語絵巻』断簡─  久保木秀夫

[創刊号目次]
【特集】中古・中世の和歌(編集/渡部泰明・佐々木孝浩)2017年3月
《巻頭エッセイ》藤原定家全歌集の注釈についての回想  久保田 淳
「左は内の御歌なりけり、まさに負けむやは」─亭子院歌合における二、三の問題─  久保木哲夫
伊達本古今和歌集の性格 ─定家本『古今集』の本文異同について─  舟見一哉
藤原重家の詠法 ─典拠のある作を中心に─  田口暢之
後嵯峨院歌壇の再検討 ─『亀山殿五首歌合』を中心にして─  佐々木孝浩
『建保五年右大将家歌合』考 ─源通光と後鳥羽院をめぐって─  米田有里
足利将軍と随従型紀行文について ─義教の富士下向を中心に─  山本啓介
正徹和歌と『源氏物語』─「我はさらに源氏と思ひてはよみ侍らず」─  高柳祐子
《特別寄稿》兼好法師の伊勢参宮─祭主大中臣氏との関係を考証し出自の推定に及ぶ─  小川剛生

 

[創刊にあたって]

雑誌の各号の料金、年間購読料は下記のとおりです。なお オンラインジャーナルは雑誌が手に入りにくい海外研究者や国内の学生向けにしばらくは無料配信としますが、一定部数の雑誌定期購読があれば、無料配信を更に継続する予定です。是非、この試みにご賛同・ご支援いただき、雑誌の年間購読をお申込みいただきたい。

雑誌のご注文・年間購読は、弊社に直接お申込みください。
※創刊号からお申込みいただけます(在庫限り)

「日本文学研究ジャーナル」ISSN 2432-7387
◇各号 1,600円+税+送料150円、合計1,910円(*2019年10月改訂)
◇年間購読料(4冊分) 6,000円(税・送料込)
お申込みは、①お名前 ②送付先 ③電話番号 ④勤務先 ⑤メールアドレス
⑥号数、もしくは開始年月号を明記の上、FAXまたはE-mail でお申込みください。
研究費・公費の場合はその旨、お書き添えください。
Fax 050-3737-2221  E-mail kotenlibrary@gmail.com

[年間購読申込書]