「日本文学研究ジャーナル」

「日本文学研究ジャーナル」第14号好評発売中!

古典ライブラリーは青簡舎と共同で、日本文学の研究季刊誌「日本文学研究ジャーナル」を創刊。雑誌として刊行するとともに、「日本文学Web図書館」のサイト内でオンラインジャーナルとしても配信しています。

[第14号目次]
【特集】奈良・平安の漢詩文(編集/河野貴美子・高松寿夫)
《巻頭エッセイ》漢文を読むということ  後藤昭雄
「朝隠」の系譜  山田尚子
「養老改元詔」の語彙  高松寿夫
『日本書紀』大津皇子伝の意図 ──「詩賦之興、自大津始也」の意味──  土佐朋子
「大伴淡等謹状」考 ─その文体・用語をめぐって─  富原カンナ
平安初期漢文書簡にみる書儀の受容 ─最澄の書簡─  西 一夫
『日本霊異記』の用字と表現  河野貴美子
菅原道真「行春詞」「路遇白頭翁」再検討 ──詩人、国守の葛藤──  廖 栄発
「本朝的」駢儷体の形成 ─日本漢文学史における平安中期を考える  ブライアン・スタイニンガー
《連載》 日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一三回 『大弐三位集』端白切とその表紙 ─冷泉家本伝来史一端─  久保木秀夫

[第13号目次]
【特集】記憶と忘却 (編集/山田洋嗣・竹村信治)2020年3月
《巻頭エッセイ》背中をめぐる記憶  森 正人
意識の内の歌 ──統治者としての記憶と忘却──  山田洋嗣
忘れなければならない ──中世禅林詩学における〈空虚な主体〉への/からの眼差し  山藤夏郎
記憶の文体  入口敦志
うたの記憶 ──『とりかへばや』の引歌表現──  西本寮子
災害を記すこと ──『方丈記』「元暦の大地震」について  木下華子
祝福芸能と福の神 ──お伽草子の福神表現をめぐって  塩川和広
「国破」の記憶 ──杜甫「春望」の「国破」をめぐって  佐藤大志
〈記憶〉の可能性 ──〝知の尖端〟へ  竹村信治
連載 日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一二回 『往生要集絵巻』詞書断簡?─恵心僧都源信関連資料その三―  久保木秀夫

[第12号目次]
【特集】平安・鎌倉の歌合 (編集/中村 文・安井重雄)2019年12月
《巻頭エッセイ》歌合本文の集成  久保木哲夫
平安朝歌合における判者 ──主催者との関係を中心に、俊成に至る──  安井重雄
「寛平御時菊合」の和歌 ──宇多歌壇の志向──  岸本理恵
主家主催の歌合と女房の出詠 ──「皇后宮春秋歌合」に関連して──  高橋由記
「奈良花林院歌合」の詠歌表現  溝端悠朗
「二条天皇貝合」をめぐって ──「中宮育子貝合」再考──  小林賢太
建久二年「若宮社歌合」の性格  中村 文
歌合における物語摂取 ──後鳥羽院歌壇を中心に──  田口暢之
後嵯峨院と歌合 ─文永五年九月十三夜「白河殿五首歌合」から辿る─  藤川功和
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一一回 焼失『後撰和歌集』伝亀山天皇筆本とその校訂本文  久保木秀夫

[第11号目次]
【特集】軍記物語研究の現在 (編集/佐伯真一・櫻井陽子・小秋元段)2019年9月
《巻頭エッセイ》中世歴史学と「物語」史観について  兵藤裕己
軍記物語研究の起源と現在  佐伯真一
『平家物語』研究の手引き  櫻井陽子
『太平記』研究はこの二十年、何を明らかにしたか  小秋元 段
「初期軍記」の枠組みを超えて  佐倉由泰
流布本『保元物語』『平治物語』による合戦場面の改変から見えるもの  滝澤みか
『平家物語』の「駆武者」  原田敦史
『太平記』における三国故事再考  張 静宇
仮名本『曾我物語』の三浦氏  渡瀬淳子
大島忠泰『古今戦』と『平家物語』 ──中世近世移行期の薩摩における武家の文事──  鈴木 彰
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一〇回 『紫式部日記』の古筆切  久保木秀夫

[第10号目次]
【特集】中世説話の環境・時代と思潮 (編集/荒木 浩・小林直樹)2019年6月
《巻頭エッセイ》西安の玄奘三蔵学会に想う ─二〇一八年・学会ところどころ  小峯和明
見えない仏 ─仏像の霊験を語る話型─  本井牧子
源隆国晩年の対外観と仏教 ─宇治一切経蔵というトポスをめぐって─  荒木 浩
熊谷惣領家と直実説話の継承  大塚紀弘
愛に寄り添う説話 ─鴨長明『発心集』と中世唱導の交叉─  猪瀬千尋
無住と『老子』  曹 景惠
『沙石集』と『宗鏡録』  小林直樹
無住に於ける説話の言語 ──『沙石集』の和歌陀羅尼説をめぐって──  高尾祐太
中世禅林の片岡山飢人説話 ─達磨寺・太子旧跡・虎関師錬─  芳澤 元
『吉野拾遺』行継遁世譚の展開と変容  森田貴之
大福寺所蔵「瑞夢記」について  辻 浩和
《連載》 日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第九回 『観古帖 書画部』──古筆の摸刻資料その二──  久保木秀夫

[第9号目次]
【特集】近代の文学 ─創造の契機、創作の端緒─(編集/宗像和重・安藤 宏)2019年3月
《巻頭エッセイ》鷗外はアイヌの少女・知里幸恵に会ったか  山崎一穎
挿絵無用論と明治中期の絵入り新聞小説 ─饗庭篁村「小町娘」・尾崎紅葉「笛吹川」「青葡萄」の挿絵─  出口智之
もう一つの『文章世界』 ──臨時・定期増刊号を中心に──  宗像和重
萩原朔太郎と自由詩 ──ニーチェ受容の意義──  大嶋さやか
〈歌詞テクスト〉の戦前・戦中 ─NHKラヂオ・テキスト『国民歌謡』とその周辺─  小林洋介
太宰治「女の決闘」論  安藤 宏
出版市場と作品批評 ─三島由紀夫『潮騒』  藤田 佑
戦争裁判が甦る契機 ─木下順二『神と人とのあいだ』を手掛かりに─  金ヨンロン
木村友祐「イサの氾濫」の改稿 ─フラットな破局の後を生きる生─  尾崎名津子
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第八回 元禄八年刊『新撰古筆手鑑』 ―古筆の摸刻資料その一―  久保木秀夫

[第8号目次]
【特集】連歌と俳諧 ─座の文芸へのアプローチ─(編集/廣木一人・玉城 司)2018年12月
《巻頭エッセイ》俳諧研究の行方  田中善信
連歌作品中の難訓語のよみ ─新編国歌大観・私家集大成のよみにも触れて─  廣木一人
連歌における心付の説 ─良基説と心敬・親句疎句説の比較─  寺尾麻里
連歌式目と自注 ─宗祇・宗牧・紹巴の場合─  生田慶穂
紹巴連歌の特長  松本麻子
高梨野也小考 ─芭蕉句文「うに掘る岡」をめぐって  河村瑛子
江戸座俳諧と角館 ─佐竹北家、明和安永期の活動から─  稲葉有祐
全角画「武蔵国雑司谷八境」をめぐる諸問題  真島 望
素輪『小遣銭』にみる綾足の批点 ─旧室・麦浪との比較を通して─  紅林健志
「後の細道」の諸相 ─泉明『松島紀行』における『奥の細道』享受の一側面─  金子俊之
《特別寄稿》新出四明(蕪村)「四季行事風俗図」の考察  玉城 司 冨田鋼一郎
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第七回 「版本写し」と熊沢蕃山『大和西銘』写本断簡  久保木秀夫
《コラム》連歌・俳諧研究 これだけは知っておきたい
《口絵》「四季行事風俗図」

[第7号目次]
【特集】近世後期小説の作者・読者・出版(編集/飯倉洋一・田中則雄)2018年9月
《巻頭エッセイ》梗概に学ぶ ─『旬殿実実記』「三人吉三廓初買」「怪談牡丹燈籠」『虞美人草』─  延広真治
『作者評判千石篩』考  飯倉洋一
寛政期「河太郎物」の原点 ──『諸道聴耳世間狙』に描かれた河太郎──  野澤真樹
〈和文小説〉の展開  天野聡一
寛政・享和期における知と奇の位相 ─諸国奇談と戯作の虚実─  木越俊介
戯作者の象徴 ─京伝・三馬に注目して─  有澤知世
文化期大坂の作者五島清道の読本  田中則雄
馬琴評答集の再検討  菱岡憲司
曲亭馬琴と木村黙老の関係  三宅宏幸
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第六回 伝顕昭筆『万葉集』注記断簡と元暦校本の「裏書」  久保木秀夫

[第6号目次]
【特集】歴史物語の表現世界(編集/加藤静子・福長 進)2018年6月
《巻頭エッセイ》「歴史物語」とは何か  増田繁夫
『栄花物語』と平安朝物語の関係 ─『うつほ物語』の影響、成熟する歴史語り─  横溝 博
『栄花物語』〈編年体〉再考 ─女房日記と『源氏物語』からの視座─  桜井宏徳
『栄花物語』諸本と『紫式部日記』 ─彰子出産記事再読─  中村成里
女院藤原彰子の信仰と『栄花物語』  加藤静子
『栄花物語』続編の歴史叙述 ─立后と摂関継承問題をめぐって─  福長 進
閑院流と御堂流 ─『栄花物語』・『大鏡』の記述に即して─  中瀬将志
『大鏡』の大斎院選子と「扇のつま」 ─賀茂社と和歌の贈答─  瓦井裕子
増鏡における文体のキメラ  渡瀬 茂
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第五回 『古今著聞集』の古筆切  久保木秀夫

[第5号目次]
【特集】万葉集はどう読まれてきたか(編集/田中大士・乾 善彦)2018年3月
《巻頭エッセイ》冷泉家時雨亭叢書の解題を執筆して  竹下 豊
『新撰和歌』の万葉歌 ─「弘仁より始めて」は何を意味するか─  池原陽斉
歌学書の中の万葉歌 ─巻十・一八三九歌に見る平安時代の万葉歌享受の一様相─  景井詳雅
藤原定家の『万葉集』摂取 ─内裏名所百首を中心に─  奥村和美
万葉集テキストと注釈 ─仙覚と契沖の場合─  乾 善彦
万葉集仙覚校訂本はどのように受け入れられたか  田中大士
近世前期の万葉学 ─研究と実作と─  西田正宏
近世期における万葉集研究  城崎陽子
『万葉集』の近代を総括してポスト平成に及ぶ  品田悦一
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第四回 『勧女往生義』佚文 ─恵心僧都源信関連資料その二─  久保木秀夫

[第4号目次]
【特集】近世の和歌と漢詩(編集/鈴木健一・池澤一郎)2017年12月
《巻頭エッセイ》十七世紀日本のジキル博士とハイド氏  揖斐 高
後水尾院の和歌の方法 ─詠み方と読まれ方から─  大山和哉
近世における年中行事和歌 ─北村季文『幕朝年中行事歌合』を中心に─  高野奈未
近世期の儀礼和歌 ─元文三年度大嘗会和歌の再興について─  田代一葉
近世後期和歌の一側面 ─少年期の三条実万の和歌習練をめぐって─  田中 仁
三条西季知『恵仁春乃陰』をめぐって  鈴木健一
明治期における和歌結社「正風社」に関する一考察  長福香菜
貝原益軒と文人意識  大庭卓也
『海内才子詩』と『聯珠詩格』 ─清新派の詩風をめぐって─  福井辰彦
広瀬淡窓による漢詩教育の成果  小財陽平
漢詩を読む楽しみ ─『枕山詩鈔 七言絶句』に即して─  池澤一郎
吉田松陰における天と神  青山英正
蒲生重章『近世佳人伝』における漢詩  長田和也
《連載》日々是探索〜古筆切・写本・たまに版本〜第三回 仮名書き『往生要集』断簡 ─恵心僧都源信関連資料その一─  久保木秀夫

[第3号目次]
【特集】源氏物語の和歌と言説分析(編集/土方洋一・陣野英則)2017年9月
《巻頭エッセイ》美しい次代の源氏学にむけて  高橋 亨
夕顔巻冒頭の和歌解釈  諸井彩子
『源氏物語』と紫式部の親族の和歌 ─紅葉賀巻と『為頼集』三七番歌を中心に─  中西智子
光源氏の〈峰の薄雲〉  今井 上
物語叙述の主体 ─物語論における光源氏の発言を手がかりに─  陣野英則
歌びと夕霧の存在様態 ─柏木= 女三の宮物語以後─  土方洋一
『源氏物語』「竹河」巻〈桜争いの唱和〉の方法 ─円環構造が意味するもの─  外山敦子
蜻蛉・手習巻の物語世界 ─女房の名と女郎花の和歌を媒介に─  千野裕子
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第二回 枕草子の古筆切  久保木秀夫

[第2号目次]
【特集】中世の日記─文学・歴史からのアプローチ─(編集/田渕句美子・谷 知子)2017年6月
《巻頭エッセイ》日記と文学・歴史  五味文彦
『明月記』原本の特異性 ─芸術作品としての日記原本─   尾上陽介
『源家長日記』における具親召籠事件について  木下華子
歌枕「八橋」と「鳴海」─和歌・日記の旅─  谷 知子
『建礼門院右京大夫集』の叙述姿勢 ─家集編纂時の日記的視点に注目して─  丹下暖子
『とはずがたり』巻五の後深草院の御影をめぐる表現   高木 周
『弁内侍日記』大内裏の雪を詠む和歌  芹田 渚
中世後期の女性の日記 伝『大外記中原師生母記』について  遠藤珠紀
声の禁忌 ─女房の領域と制約─  田渕句美子
《連載》日々是探索 〜古筆切・写本・たまに版本〜 第一回 西行・寂蓮の「新出」歌? ─伝光顕画・後光厳院筆『西行物語絵巻』断簡─  久保木秀夫

[創刊号目次]
【特集】中古・中世の和歌(編集/渡部泰明・佐々木孝浩)2017年3月
《巻頭エッセイ》藤原定家全歌集の注釈についての回想  久保田 淳
「左は内の御歌なりけり、まさに負けむやは」─亭子院歌合における二、三の問題─  久保木哲夫
伊達本古今和歌集の性格 ─定家本『古今集』の本文異同について─  舟見一哉
藤原重家の詠法 ─典拠のある作を中心に─  田口暢之
後嵯峨院歌壇の再検討 ─『亀山殿五首歌合』を中心にして─  佐々木孝浩
『建保五年右大将家歌合』考 ─源通光と後鳥羽院をめぐって─  米田有里
足利将軍と随従型紀行文について ─義教の富士下向を中心に─  山本啓介
正徹和歌と『源氏物語』─「我はさらに源氏と思ひてはよみ侍らず」─  高柳祐子
《特別寄稿》兼好法師の伊勢参宮─祭主大中臣氏との関係を考証し出自の推定に及ぶ─  小川剛生

 

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「日本文学研究ジャーナル」ISSN 2432-7387
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